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ぶきっちょママのぼのぼのな暮らし

ぶきっちょママのぼのぼのな暮らし

母乳育児の進め方の例



ミルクの場合は、飲む量もしっかり分かって安心ですが、母乳の場合はそれが分からないために、不安で、やはりミルクがいいと、母乳を諦めてしまう場合も多いようです。



私たちの施設では、産後1ヶ月くらい、母乳で病院に通ってくるママも時々います。

そういう方たちの母乳量を測ってみると、そうそう多くは出ていないことの方が多いものです。

ミルクは3時間毎の授乳で進めますので、1日8回の授乳回数ですね。
でも母乳は、回数を多く吸わせます。その回数は人によりまちまちですが、
十数回は吸わせます。

1回量の母乳量を測定してみると、半月くらいで1回量が40ml~50mlなんていうのは普通にあります。

それを十数回、あるいはもっと吸わせるわけですね。

生まれた頃の赤ちゃんの胃の容量はそう多くありません。

ですから、母乳のように、少しを多くというパターンのほうが
赤ちゃんには好都合なんですね。

また、あまり出が良くない人でも、3週間を過ぎるころから急に分泌が増えだすものです。


ママが、周りに相談できる人もいない、施設のフォローもない場合。
なんだか母乳が出ていなくて、母乳だけでは不安だったら、ミルクを少しづつ足しながら、母乳は10回以上は吸わせるようにしてみましょう。

私たちの施設での例をあげてみます。
<1ヶ月以内の方で出ないおっぱいの人の場合>
1日に足すミルクの量は1日100~150mlくらいで、これを数回に分散して足して見るようにアドバイスしています。
毎回の授乳ごとに足すようにアドバイスするのは、よほど分泌のみられない場合のみです。

おっぱいを吸わせる回数は、必ず十数回を保つようにお話します。

吸わせる回数が、10回を越えるか越えないかで、体重の増えは全然違います。

20回近く吸わせる人もいますよ。

1ヶ月以内では、出るおっぱいの量も少ないことが多いので、その分、回数を多く吸わせるのが、母乳育児の基本なんですね。

しっかり吸わせないおっぱいは次第に出なくなっていきますし、赤ちゃんの体重の増え方も全然違いますよ。

吸てつ刺激が、母乳分泌を促す。



これを忘れずに、気長にやってみてくださいね。






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